日本初 AI面接官「SHaiN」優先利用申込み受付開始

株式会社タレントアンドアセスメント(東京都港区 代表取締役:山崎俊明 以下、T&A)は、独自の戦略採用面接手法「T&Aメソッド」を取り入れた人工知能(AI)による採用面接サービス「SHaiN」の優先利用申込みの受付を8月より開始します。

本サービスは、企業が求める人物像や採用基準に基づき、AIが人間の代わりに採用面接を行い、候補者の資質を分析して診断結果データを提供する日本初(※)のサービスです。(※当社調べ)

これにより企業は、従来の採用面接に費やしていた人件費や時間を削減することができます。また、人間による採用面接で課題視されてきた評価のばらつきを改善し、採用基準を統一することができます。さらに、「SHaiN」と連携したロボットやスマートフォンで24時間場所を問わず採用面接が可能になることで、他社の選考とのバッティングや、遠方の学生の移動時間や費用による機会損失を減らせるようになります。また、地方企業が首都圏の学生に対してアプローチが可能になり、地方創生の一端を担うことができます。なお採用面接時のデータは、今後ビッグデータとして活用していく予定で、更なる採用効率の向上が期待できます。

また学生にとっても、自分の都合の良い時間や場所で採用面接を受けることができ、面接官の外見や態度に影響を受けたり、面接官の個人的な印象や経験則で判断されたりすることなく、公平に採用面接が受けられるというメリットがあります。

T&Aは、人材獲得競争が激化する中、「世の中の人材のミスマッチをなくしたい」「出会えなかった人材と出会える機会を増やしたい」「人材を最優先にする企業にさらなるパワーを与えたい」という3つのビジョンのもと、今後も真に優秀な人材を獲得することで企業の成長・発展を支えるパートナーであり続けます。

■期待される効果
(1)面接担当者の人件費削減・時間の有効活用
(2)採用基準の統一
(3)候補者に対する公平性
(4)分析データを入社後のアセスメント(職務評価)と連携させ、ビッグデータとして活用

■サービス概要
【名称】SHaiN (Strategic Hiring AI Navigator) for Pepper

【時期】優先利用申込み 2017年8月受付開始

【申込方法】ホームページ(www.taleasse.co.jp/)からお問い合わせ下さい

【利用方法】各企業へのエントリー後に届くメール内に記載されているURLもしくはQRコードよりアプリをダウンロードすれば、候補者の都合の良い時間・場所で採用面接を受けることができます。また、「SHaiN」をソフトバンクロボティクス株式会社の人型ロボット「Pepper」に搭載し、特設会場等に設置したPepperで採用面接が受けられるよう開発を進めています。

【料金(予定)】診断結果1件につき1万円(標準価格)
※導入条件やカスタマイズの有無により異なります

【イメージ動画】https://youtu.be/Rc8w-YaVSpg

■導入イメージ
従来の筆記試験と一次面接を「SHaiN」が行います。その評価データを基に、担当者が二次面接に進む学生を選定し、二次面接以降は従来通り人間が行います。

■採用活動における他社でのAI活用事例
NEC:2015年よりAIによる採用システムを開発。過去の約2,000人分の履歴書データと合否結果をもとに、企業がどのような人物を採用してきたのかをAIが学習し、採用方針に合致する人材を選ぶ。※1

HR総研:AI搭載アプリ「GROW」を開発。学生は、友人や先輩などと質問に沿った相互評価を行い、コンピテンシーを収集。企業が重視するコンピテンシーとのマッチングをAIが行い、適合率の高い学生を企業側にレコメンドする。※1

リクルート:SPIや面接時の受け答えのテキストデータから、企業がどのような人材を求めているのかを学習し、入社5年後の活躍人材を予測する。※1

ソフトバンク:過去データを学習させたIBM Watsonが応募者のエントリーシートの内容を認識し、項目ごとに評価を提示する。それをエントリーシートの合否判断に活用することで、評価軸を統一し、人事担当者がエントリーシートの確認作業に充てる時間を75%程度軽減するのがねらい。※2

三菱商事:2016年夏頃からAIを使った選考を研究。活躍できそうだと思う人材を、社員などのデータベースからAIに学ばせ、より客観的な選考につなげるのがねらい。※3

※1 HR TECHNOLOGY PRO参照
※2 同社プレスリリース参照
※3 日経電子版参照

■「T&Aメソッド」について
当社が独自に開発した戦略的な面接手法が「T&Aメソッド」です。
T&Aメソッドは、企業が求める人物の資質・能力を分析し、必要な能力要件のリスト(スキル・ディメンンション)を作成します。そして、スキル・ディメンションごとに、①面接時の質問を設計し、②職務に必要な能力要件を引き出すための面接を行い、③面接後、得られた行動例を根拠に候補者の資質・能力を討議し、複数の面接者の合議によって評価します。